受診時の「様子をみましょう」と言われたとき

こんにちは、サカモトです 職業は薬剤師です

病院で診察をうけた時に、医師から「様子をみましょう」

と言われたことはありませんか?

「様子見ましょうって言われた〜よかったー」とよく耳にします

「様子をみましょう」という曖昧な表現に、不安を感じたことはありませんか?

「異常があるの? ないの? 何もしなくて本当に大丈夫?」と

思ってしまうのも無理はありません

私は不安に疑問に思う後者です

そんな方の気持ちを記事にします

当記事では”様子をみよう”と言われたときの意味、

その後をどのように対応すればよいかわかりやすくまとめました

お時間があれば最後までお読みいただけるとうれしいです

”様子を見ましょう”の意味”

「様子をみる」とは異常無しで放置してよいではなく、医学的な判断で経過観察です

今、診察時点で、これ以上の積極的な治療が不要と判断された状態です

「様子をみる」とは異常無しで放置してよいではなく、医学的な判断で経過観察です

たとえば、かゆみに対して抗ヒスタミン薬や穏やかなステロイドが処方されたり、

頭痛に鎮痛剤が処方された場合など、

軽度な症状で自然回復が見込まれるケースに用いられます

治療のその後を見守りたい

処置したあとや薬を処方したあと、効果があるか、

処方や処置がその患者さんへあっていたか等を一定の期間たってから確認したい

病状の進行を見守りたい

軽度な初期の症状では確定できない病気にて再受診が必要または不要な症状の進行を見守る言葉として使用している場合もあります

”様子を見ましょう”の後(の時)に考えておきたいこと

様子を見ましょうと言われたら、帰宅後思い返して不安にならないよう以下のことを医師に確認しましょう

1 様子をみる期間

期間は3日なのか1週間なのか1か月なのか、どのくらいの期間で改善すれば再受診不要なのか

2 どのようなときに再受診が必要か

「何日くらいで症状落ち着かなかったら」や「どのような症状がでたら」

具体的に不安なことがあれば、〇〇な症状がでたら(辛くなったら・治らなかったら)再受診したほうがよいですか?

のようにきいてもよいかと思います

お話する余裕があれば、現在の症状経過で、今後ある程度考えられる病名があるかどうかもきいておくと帰宅後少し安心して過ごせるかもしれません

筆者薬剤師個人的には最後に思い出して会計時の事務員さんにきいても回答はあるかもしれませんが

診察室で医師や看護師に聞くのが曖昧さが減って不安を残さず済みます

セカンドオピニオンについて

どうしても医師の言葉や診療内容が不安だった場合や

思ったものとは大きく違う重い診断で納得いかない場合は違う医師の見解も聞いてみるのも一つの方法です

最近では、セカンドオピニオンを前向きにとらえる医師も増えており、気軽に相談しやすい環境になってきています

当記事ではセカンドオピニオンについては詳説しませんが

〇〇医院にかかって治らなかったけど、●●クリニックに行ったら治ったという口コミをよく見ますが、

1回薬を使用し、それが効かなかったという経験をもとにセカンドオピニオン先のドクターは処方を決めています

上記を聞いて必要な再受診をした場合、同じ結果になる可能性は高いように思えます(筆者の個人的見解も含まれます)

まとめ

• 「様子をみましょう」は、「異常がないから放置でOK」という意味ではありません

→ 医学的判断に基づき、経過観察が必要とされた状態です

• 治療や処方の効果を確認するため、一定期間の様子見が必要な場合や、

症状の進行や変化を見極めるために再受診のタイミングを見計らっていることがあります

• 「様子をみましょう」と言われたら:

どのくらいの期間で改善すればよいのか

どんな症状が出たら再受診が必要なのか

を医師に確認しておくと、安心して過ごせます

• 不安が残るときは、セカンドオピニオンという選択肢もあります

お読みになっていただいた皆様が、皆様にとっての最良の医師に受診できていることを心より願います

医師に相談しながら、自分の体調と向き合っていきましょう

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